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2007年01月29日
モバイルサービスの時代(2)
その会社はWEB、モバイル(ケータイ)サイト制作では日本でもトップクラスの実績を持っているわけですが、その会社の制作上での実感が聞けました。
★クロスメディアを活用した場合の具体的な効果
クロスメディア広告では、多方面で露出が増えるため効果が高いと言われていますが。クルマのディーラーでの比較ではTVなどのマスメディアのみの告知とモバイルなどのクロスメディアを活用した場合では、ディーラー訪問率が10倍違った。
ただ、予算を取れる企業とそうでない企業があるわけで、そんな中でどのメディアにどのように予算を割り当てて行くかというのも大事ですね。
★予算が増えている
前年比で平均単価117%up、1億円超のサイトだけ見れば163.5%up。
なるほど、WEBやモバイルを重要視している企業は予算を増やしていますね。
逆に小規模サイトを制作するような場合、予算が少なくて困っている人も多いと思います。これはクライアント企業の規模や意識の差など原因は色々あると思います。イラストは実際に聞いた話ですが、二極化はますます進むのではないでしょうか(^^;;
★モバイルサイト制作費も1億円を超す案件が出てきた。
一方、現実はまだまだWEBのみ、モバイルのみという個々での受注が多いとのこと。
これは企業側も片方を制作し、効果を見ながら取り入れてみたいというのと、予算などの関係があるからでしょう。
他にも色々参考になるものがありましたが、WEBやモバイルサイト制作、クロスメディア広告を数多く手がけている会社の生の実感が聞けたのは良かったです。
随分前からモバイルインターネットは注目されていますが、条件が整ってきた今後は、これまでとはまったく重みが違ってくるのではないでしょうか。
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投稿者 Toshi : 11:54 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月24日
モバイルサービスの時代(1)
月刊アスキー2月号にネットレイティングスのデータクロニクル2006のデータについての記事がありました。
20代の家庭のPCからのインターネット利用者は、全年代を合わせた構成比のわずか11.9%。
年齢別でも40代全体の78.3%が利用しているとしている反面、20代では38.6%と10人中4人しか家庭でのインターネットを利用していないというのです。
その原因のひとつに、20代ではケータイがメインのデバイスになっているとの分析がありました。
今の10〜20代が30代、40代になっていくうちにPCの利用比率も上がるでしょうが、それ以上にケータイ依存傾向は全体に広がるのかもしれません。
ここ1〜2年の間にモバイルで使えるサービスが増え、最近ではモバイル検索の参入も相次ぎ、市場が急速に拡大しています。
ケータイでのサービスに疑問を感じている企業もまだまだ多いのも事実ですが、一方で先進的な企業からの注目度は日増しに高まっているように思います。
パケット定額制も広がり、まるで数年前のPCによるインターネット市場の拡大前夜を思い出します。
機能的にも徐々にハードによるサービスの足かせも取れてきています。
いまやほとんどの人が持っていますからね。いずれiPhoneのような商品が増えれば益々活性化するでしょう。
以前からクロスメディア広告という意味でも、もっとケータイ事業に関する知識の必要性を感じていました。
そこで、今回モバイルサイト制作の最先端で活躍している会社の話が聞けるセミナーがあったので、無料ということもあって、ちょっと参加してみました。以下続く(^^
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投稿者 Toshi : 14:09 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月21日
またggg
先週、gggにてggg 20周年記念展を見ました。
1986-2006年間の出展作家の代表作が展示されています。
多くはすでに本などでも紹介されているものですが、一同に見るとまた圧巻です。
いいものは、やっぱり一目見て惹かれるものがありますね。一瞬見た感覚だけでイイッて思える(^^
逆に中には皆がいいと言うものでも、好き嫌いは出てしまう。デザインはそういうもんですが。
デザイナーなどが皆いいと言うものを否定すると、自分がセンスないんじゃないかと思う必要はないわけで。
広告は消費者みんなが見るもんなんだから、説明しなきゃわからないものってどうかと思う(^^;;
映画も小説も漫才も“つかみ”が大事っていうけれど、広告って“つかみ”しかないんですな。
今回の名作群を見て、改めて思い知らされたのでした。
来月は海外作家だそうな(^^
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投稿者 Toshi : 17:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月16日
紙の話題と竹尾のDressco
WEBデザインとグラフィックデザインの違いのひとつに、紙で表現するか否かってことがあります。
手に取った人が手触りや質感を楽しむという面もありますし、使用する紙によって印刷の色の出方も違います。さらにPP貼りなどの加工をすれば、また微妙に印象が変わりますし、色指定もこれらを考慮して考える必要があります。 用紙選びをする場合、予算やコンセプトなどを考えながら選ぶわけですが、これもグラフィックデザインの楽しみでもあったりするんですよね。
例えば「クリエイター独立ガイド 起業と経営」の装丁では、マットコートファンシーペーパーの『OKミューズガリバーしろもの(ホワイトS)』を使用しています。
ただ、目の粗い用紙というのはコート系よりも汚れが付きやすい面があります。それと弱冠、耐久性が落ちます。しかし、それを補うのにPP貼りをしてしまえば、手触りなどの用紙の特徴がなくなってしまいます。
そこでマットニス加工を施してみました。手触りは変わらないんですが、少し地の白さがおさえられる印象。やっぱり、やらなくてもいいかな、なんて悩みましたが(^^;;
さらに手触りを失わずに補強して耐久性を上げるために、表面ではなく裏面にPP貼りしています。もし手元にあったり本屋で見かけたら確かめてみてください(^^
普段からこだわりたいなーって人におススメなのが、竹尾のステーショナリーブランドDressco(ドレスコ)。
グラフィックデザイナーなら誰もが知っている紙の専門商社だけあって、用紙にこだわった高級感のある製品を販売しています。
昨日は青山に行ったついでにノートを買ってみました。(写真)
種類によって表紙や本文の用紙が違います。ぼくが購入したのはゴールドのトレジャリー/エッセンス。本文紙はコットンを配合したスピカレイドボンドです。
竹尾のショップやスパイラルマーケット、銀座・伊東屋などで購入できます。まだまだ買える所は少ないですが、店員さんによるとミュージアムなどに販路を広げているそうです(^^
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投稿者 Toshi : 13:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月14日
フリーランスと法人と確定申告
フリーランスの方は、もうすぐ確定申告の時期ですね。
フリーランスと法人ではどちらがいいかというのは、その人の考え方で、正解はないですよね。
ある程度利益を得たいと考えるのが前提ですが、あえて個人的意見を言えば、これから起業するのであれば最初から株式会社がいいと思います。
例えば...
あとで法人成りにするのは結構面倒なんですよね。
基本的に個人事業(フリーランス)の時に受けた仕事は、法人設立後も最後まで個人事業で処理しなくちゃいけないのがデメリットですので、注意が必要です。
また、あらゆる面でフリーランスよりも、不利な部分より有利な部分が多いのです。
まして今後は益々有利な部分が増えると予想されます。
法人は経理が大変そうと思うかもしれませんが、会計ソフトを使えばひとり〜小規模の会社ならそう面倒でもありません。
ある会計の本にこんなことが書いてありました。
引用-----------------------
かつては個人の確定申告書では、以前は申告書の代書をしてくれました。(中略)しかし、現在では絶対に代書はしてくれなくなりました。「自著申告」ということをスローガンに、自分で計算して自分で書くことを指導されます。これは個人の話ですので、会社の場合はどうなのだろうと思っておりました。(中略)
以前、税務署の法人税の担当者に聞いたことがあるのですが、パソコンで打ち出した決算書を持って申告の相談に来られる人が実際にいるそうです。
「どう対処するのですか?」
と商売柄つい聞いてしまいました。
「申告書と別表の書き方まで指導します」
とのことです。
ということはつまり、この方の場合は法人税の申告書を書いてくれるということでしょう。どこでもそうかはわかりませんが。
(『これならできる!小さな会社の超簡単経理―もう悩まないもう困らない会社の経理がらくらくわかる!』より)
------------------------------
これなら不慣れな人でも税理士とかも必要ありませんね。(もちろん、予算的に可能であれば、申告などは専門家などにまかせて、自分は事業に専念するのが一番効率がいいですが)
書いてもらえないまでも、書けるように教えてもらえるのでは。決算書は会計ソフトが作成してくれますし。
するとフリーランスの青色申告と経理上の手間は、小規模法人ならあまり変わらないのではないでしょうか。
フリーランスの確定申告は時期が決まってますが、法人の決算期は自由に決められます。
忙しい時期を外して決算時期を決め、活用できる所は活用しましょう(^^
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投稿者 Toshi : 14:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月11日
iPhoneとスティーブ・ジョブズ
昨日に引き続きiPhoneの話題。
iPhoneをめぐって、すでに名称を商標登録しているシスコとの訴訟問題がとりだたされています。
もちろんジョブズは確信犯です。
またかって思ってる人も多いでしょうね(^^;;
常識人なら、なんでそんなことするのかなー、と思うでしょうが、だってスティーブ・ジョブズだからとしか答えようがない(^^;;
今回も普通ならシスコにさんざん断れ続けたら、あきらめるのが普通の経営者ですが、そんなのどこ吹く風でiPhoneという言葉を使いまくってます。
問題が大きくなろうが、それも計算のうちなのでしょう。
アップルにとって大事なことなら、あるていど交渉して駄目でも強引に進めてしまえというのがジョブズ流だと言えます。結果はどうあれ(^^;;
今後どう転ぶのか注目してみたいですね。
アップルファンの多くがご存知だと思いますが、ジョブズはわがままです(笑)
どのくらいわがままかっていうと、若い頃は自分の言い分が通らないと泣くわ、わめくわ、交渉ごとがうまくいかない時は相手会社で居座るぐらいずうずうしいです。
約束事もメリットがないと判断すれば、あっさり反故にしてしまうくらいで、昔ビル・ゲイツもそんなジョブズに振り回された経験があります。
ともかくこうと決めたら意地でも通すのがジョブズ流で、それがアップルを成功に導いてきたという部分もあります。
過去にはそれがマイナスに働いたこともありますが、癌の手術後はすごくまるくなったと言われています。でも今回のケースをみるとやっぱりジョブズですね。
常識でははかれない、それがカリスマなのかな。関係者は大変でしょうが(^^;;
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投稿者 Toshi : 22:01 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月10日
Macworld Expo開幕
『Jobs 氏は、他のベンダーが「スマートフォン」と呼ぶものを、「基本的な機能さえ使いづらく」、Web ブラウザもまだ「赤ん坊」レベルだと切って捨てた。』(japan.internet.com)
Macworld Conference & Expo 2007でかねてから噂のあったアップルの
Mac OS X搭載の携帯電話iPhoneは、なかなか良さそう。
キーボード形式ではなくタッチスクリーン形式でデザインもいい。
Apple TVもいいけど、気になるのはやはりiPhoneの日本販売。
日本で販売する事になっても売れるでしょうね。ぼくは欲しいです(^^
社名ももはやコンピュータメーカーの枠にとどまらず
Apple ComputerからApple Inc.に。
さて、今後のアップルはどこに行く?
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投稿者 Toshi : 14:29 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月05日
今年一発目の買い物は
正月明け、秋葉原に寄りました。
たまたま秋葉原が用事があったところからの帰り道だったので、CPUクーラーのファンを購入しようと思ったのでした。
最近はオンラインショップで購入することが多く、横浜に引っ越してからは、行く機会も極端に減り、ここ2年くらい一度も行っていないのです。
確かに地下鉄から出た時の変わりようにびっくり!(今更なんだけど(笑))
久々の秋葉原はやはり面白い。
欲しくなるものがいっぱいあって、時間があっという間に過ぎて行く。
すると外付けハードディスクが目に飛び込んできました。
そいうえば、そろそろ追加のハードディスクも欲しかったんだっけ。120GBで5,980円。
ちょっと容量が中途半端かなあ。でもFireWireとUSB2.0両方に対応しててこの値段ってのがポイント高い。
OS Xと9が混在してる今の環境にも、近い将来考えてる環境にとっても、実に便利ではないですか。
思わず買ってしまい、満足して帰るのでした...あれ、ファン買うの忘れてた!
あわてて引き返してファンを購入しました(^^;;
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投稿者 Toshi : 18:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月01日
本屋の広告
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
近くの河原で初日の出を見ました。
晴れてたので綺麗でした。いいことあるかな?
さて。本を買った時、袋の中に広告が入ってることが多くなりましたね。
あれもある程度効果があるそうです。
でも、ぼくはほとんど見ることもなくゴミ箱に直行です(^^;;
先日、ぼくの前に並んで本を買ってたおばさんが、店員さんに
「袋の中の広告はいりませんから、取ってください」
と言っていました。
必要ないなら、おばさんは正しい。
この場合おばさんにとっては迷惑メールに等しいものだ。
ある意味、ゴミや資源を考えればもっと問題なのかも。
ふむ。そうすると、新聞の折り込み広告だって同じだってことになります。
何が正しいのかはともかく、広告は「無駄9割」と「必要1割」の上に成り立っている。
広告のあり方を少し考えさせられたのでした。