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2007年01月14日
フリーランスと法人と確定申告
フリーランスの方は、もうすぐ確定申告の時期ですね。
フリーランスと法人ではどちらがいいかというのは、その人の考え方で、正解はないですよね。
ある程度利益を得たいと考えるのが前提ですが、あえて個人的意見を言えば、これから起業するのであれば最初から株式会社がいいと思います。
例えば...
あとで法人成りにするのは結構面倒なんですよね。
基本的に個人事業(フリーランス)の時に受けた仕事は、法人設立後も最後まで個人事業で処理しなくちゃいけないのがデメリットですので、注意が必要です。
また、あらゆる面でフリーランスよりも、不利な部分より有利な部分が多いのです。
まして今後は益々有利な部分が増えると予想されます。
法人は経理が大変そうと思うかもしれませんが、会計ソフトを使えばひとり〜小規模の会社ならそう面倒でもありません。
ある会計の本にこんなことが書いてありました。
引用-----------------------
かつては個人の確定申告書では、以前は申告書の代書をしてくれました。(中略)しかし、現在では絶対に代書はしてくれなくなりました。「自著申告」ということをスローガンに、自分で計算して自分で書くことを指導されます。これは個人の話ですので、会社の場合はどうなのだろうと思っておりました。(中略)
以前、税務署の法人税の担当者に聞いたことがあるのですが、パソコンで打ち出した決算書を持って申告の相談に来られる人が実際にいるそうです。
「どう対処するのですか?」
と商売柄つい聞いてしまいました。
「申告書と別表の書き方まで指導します」
とのことです。
ということはつまり、この方の場合は法人税の申告書を書いてくれるということでしょう。どこでもそうかはわかりませんが。
(『これならできる!小さな会社の超簡単経理―もう悩まないもう困らない会社の経理がらくらくわかる!』より)
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これなら不慣れな人でも税理士とかも必要ありませんね。(もちろん、予算的に可能であれば、申告などは専門家などにまかせて、自分は事業に専念するのが一番効率がいいですが)
書いてもらえないまでも、書けるように教えてもらえるのでは。決算書は会計ソフトが作成してくれますし。
するとフリーランスの青色申告と経理上の手間は、小規模法人ならあまり変わらないのではないでしょうか。
フリーランスの確定申告は時期が決まってますが、法人の決算期は自由に決められます。
忙しい時期を外して決算時期を決め、活用できる所は活用しましょう(^^
投稿者 Toshi : 2007年01月14日 14:44
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