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2007年02月15日
化学調味料いっぱいのスープをどう売るか(おススメ記事)
広告といえば、この商品はこんなにいいものだ、ということをアピールするのが多いですよね。
でも、今は情報過多というくらい多くの情報が氾濫しています。
いくらきれいごとを語っても今の消費者はうのみにしませんよね。
これはインターネットの普及以後、特に情報に対して見極めようと慎重になっているからだと思います。
例えば商品を評価する掲示板に、手放しで賞賛している記事があったら、それをどこまで信用できるでしょうか?
こうした部分は広告制作者も考えなくてはいけませんね(^^;;
そんなことを強く感じていたところ、タイムリーなことに雑誌「PRESIDENT」に面白い記事が載っていました。
人々はリアリティに反応するのだ、という記事です。
完璧さをイメージさせる広告より、リアリティを重視するならむしろ欠点が大きな魅力になる。
今日のブログの記事タイトルもその記事からの引用ですが、2000年のロンドン市警の人材募集キャンペーンの話は特に参考になります。
この仕事がどんなにつらく厳しいものかをアピールしたところ、逆に応募者が殺到し、ロンドン市警のイメージも大幅にアップしたというもの。
気になる人は、記事を読んでみてください(^^
http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2007/20070212/1210/
かつて松下幸之助さんは、広告は良いものをお客様にいちはやく情報として届けるものだ、と言っていました。そして真実を伝えなくてはいけない場だと。
その真実の伝え方が当時と比べて多様化してきましたが、基本はまさにこの部分にあるのでしょうね。
投稿者 Toshi : 2007年02月15日 15:58
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コメント
ひじょうによく勉強されていますね。感心します。
すごいと思います。また、文章よませていただきます。これからも、がんばってくださいね。
投稿者 higashizawa : 2007年02月18日 14:29