« 宣伝部物語〜エピソード1〜 | メイン | 新しい命 »

2009年05月15日

広告制作の向こう側『宣伝部物語』本日発売!

『宣伝部物語〜ヒット広告を生み出す「宣伝部」力の秘密』(阪急コミュニケーションズ)は本日発売です。

出版に際しまして取材や広告掲載に協力頂きました資生堂、サントリー、ソフトバンクモバイルをはじめ、サン・アド、西武百貨店、富士フィルム、JR東海等々の企業の方々、許可頂きました糸井重里氏、浅葉克己氏、各タレント事務所他多くの関係者の方にお礼を申し上げたいと思います。

じつは、ぼくはデザイナーやマーケティング担当といった方たちだけではなく、特にビジネスマンや経営者の方に読んでいただきたいと思っているんです。
ですから、各企業の創業期についても、ページを多く割いて書いています。

-------------------------------------------------------------------------------------------

誰もが知っているソフトバンクモバイルの犬のお父さんで有名なホワイト家族、
これでもかと数多くの女優が出演した資生堂TSUBAKIといったヒット広告の舞台裏をはじめ、
60点もの名作広告と、その物語を掲載。

キャメロン・ディアスやブラッド・ピット、宇宙人役のトミー・リー・ジョーンズといった
ハリウッドスターが出演するテレビCM。
資生堂137年の歴史を代表するグラフィックデザイナー山名文夫。
印刷の魔術師といわれた中村誠。
テレビCM創成期のカリスマ、CMディレクター杉山登志。
時代の寵児といわれた女性デザイナー石岡瑛子。
美の伝道師セルジュ・ルタンス。
不世出の天才、片岡敏夫。
伝説のコピーライターで芥川賞作家の開高健と直木賞作家の山口瞳。

宣伝部の歴史。様々なタイプの広告とエピソード。
そして、これらの広告がどのようにしてつくられるのか、そのシステムも公開。
広告クリエイターや経営者、企業の宣伝担当者はもちろん、ちょっと広告に興味がある視聴者、
ビジネスマンや学生の方たちにも楽しんでもらえる傑作選。

-------------------------------------------------------------------------------------------
宣伝部物語 目次

はじめに 広告の向こう側

第一幕 資生堂 日本の女性は、美しい。
◇TSUBAKI◇はじめに「ことば」があった
◇初代社長 福原信三◇資生堂意匠部誕生
◇山名文夫のイラストレーション◇山名が資生堂化するか、資生堂が山名化するか
◇中村誠の黄金時代◇印刷の魔術師と天才たち
◇資生堂CMの歴史◇テレビCMの申し子たち
◇セルジュ・ルタンスの美の哲学◇資生堂、世界に羽ばたく
◇総論◇資生堂広告の向こう側

第二幕 サントリー 働く男たちの相棒
◇BOSS◇このろくでもない、素晴らしき世界
◇サントリー、お茶の世界へ◇ただ、ただ、ええお茶をつくりたい
◇寿屋からサントリーへ◇やってみなはれ
◇サントリーのお酒◇人間らしく やりたいナ
◇サントリーのソフトドリンク◇踊る鉄骨娘
◇総論◇サントリー広告の向こう側

第三幕 ソフトバンクモバイル 予想外な家族

◇CM好感度ナンバーワン◇白戸家の人々
◇創業者 孫正義◇ソフトバンクモバイルの誕生
◇ブランド広告◇ロゴマークは語る
◇ソフトバンクモバイルのグラフィックス◇端末とプランで攻める
◇総論◇ソフトバンク広告の向こう側

第四幕 歴史と分析 不思議、大好き。
◇時代のターニングポイント◇広告がブームになった八〇年代
◇宣伝部と広告会社◇日本の広告

おわりに 執筆の向こう側

sendenbu3.jpg



投稿者 Toshi : 2009年05月15日 00:50

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.1041.jp/mt-tb.cgi/163

コメント

コメントしてください




保存しますか?