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2007年11月12日

クリエイターのトラブル

クリエイタートラブル相談室というセミナーを行うにあたり、法律面の意見を聞くべく弁護士の先生と打ち合わせをしてきました。
他の業種と比べ、クリエイターのトラブルは法律上の判断が難しいというのがぼくの感想です。
裁判も同様で、裁判官も含めクリエイティブ業に詳しい法律家はまだまだ少ないです。
日本の場合、天然資源に乏しく、得意分野である技術やクリエイティブ業に今後頼らざる得ません。
そう考えると政策面でもクリエイターをどう活かすか、保護するかということをサポートしていかないと非常に厳しいです。
大分整備されてはきていますが、正直、個々のクリエイターで対応するには難しいトラブルも多いのです。

先週、テレビ東京のWBSで「イギリスデザイン産業の挑戦」という特集を放映していました。
イギリスでは製造業に変わりデザイン業に力を入れ、デザインの面で世界のビジネスパートナーとなるべく様々な活動をしています。
本当に必要なデザインとは何なのか、求められてるデザインとは何なのか、世界に向けてどのように取り組んで行くべきものなのか。そこから生まれたイギリス人生まれの商品は世界的ヒットを生んでいます。

日本でもコンテンツ産業などは国も後押ししてしていますが、これからはさらに幅広く取り組むべき時期にきてますよね。
そして何より日本国内企業全体の、デザインやアイディアに対する意識そのものの底上げが一番大切なのかな、と思います。



投稿者 Toshi : 2007年11月12日 22:31

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