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2007年01月16日

紙の話題と竹尾のDressco

takeo.jpgWEBデザインとグラフィックデザインの違いのひとつに、紙で表現するか否かってことがあります。

手に取った人が手触りや質感を楽しむという面もありますし、使用する紙によって印刷の色の出方も違います。さらにPP貼りなどの加工をすれば、また微妙に印象が変わりますし、色指定もこれらを考慮して考える必要があります。 用紙選びをする場合、予算やコンセプトなどを考えながら選ぶわけですが、これもグラフィックデザインの楽しみでもあったりするんですよね。

例えば「クリエイター独立ガイド 起業と経営」の装丁では、マットコートファンシーペーパーの『OKミューズガリバーしろもの(ホワイトS)』を使用しています。
ただ、目の粗い用紙というのはコート系よりも汚れが付きやすい面があります。それと弱冠、耐久性が落ちます。しかし、それを補うのにPP貼りをしてしまえば、手触りなどの用紙の特徴がなくなってしまいます。
そこでマットニス加工を施してみました。手触りは変わらないんですが、少し地の白さがおさえられる印象。やっぱり、やらなくてもいいかな、なんて悩みましたが(^^;;
さらに手触りを失わずに補強して耐久性を上げるために、表面ではなく裏面にPP貼りしています。もし手元にあったり本屋で見かけたら確かめてみてください(^^

普段からこだわりたいなーって人におススメなのが、竹尾のステーショナリーブランドDressco(ドレスコ)。
グラフィックデザイナーなら誰もが知っている紙の専門商社だけあって、用紙にこだわった高級感のある製品を販売しています。
昨日は青山に行ったついでにノートを買ってみました。(写真)
種類によって表紙や本文の用紙が違います。ぼくが購入したのはゴールドのトレジャリー/エッセンス。本文紙はコットンを配合したスピカレイドボンドです。
竹尾のショップやスパイラルマーケット、銀座・伊東屋などで購入できます。まだまだ買える所は少ないですが、店員さんによるとミュージアムなどに販路を広げているそうです(^^



投稿者 Toshi : 2007年01月16日 13:44

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