2008年01月16日

世界で最も薄い、ノートブック

今朝フジテレビのとくダネ!を見てたら、アップルの新製品MacBook Airの紹介をしてました。
めちゃめちゃ薄いですね。マックファンじゃなくても欲しくなりますね。
トラックパッドをiPod touchのように、指先でつまんだり回転させたりして画面を操作することもできます。
ジョブズ復帰後のアップルはノリにのってるなあ、という印象です。こういう企業が日本にも欲しい。
MacBook Air、はやく触ってみたいところです(^^


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2007年07月22日

消費者は企業よりもかしこい〜改正著作権法

今月改正著作権法が施行され、著作権侵害罪は

5年以下の懲役 → 10年以下の懲役
個人が500万円以下の罰金 → 1,000万円以下の罰金
法人が1億5,000万円以下の罰金 → 3億円以下の罰金

と改められました。
これは違法コピーに悩むソフトウェア業界にとって歓迎すべきことでしょうし、著作権侵害に悩むクリエイターにとっても、これらの法律は交渉時の武器となるかもしれません。
しかし、一方で著作権法は単に厳罰化、厳格化されていけばいいというものでもありません。

昨日朝日新聞に「ウォークマンが負けた日」という記事が掲載されていました。著作権保護に固執してしまったためにアップルのiPodに王座をとって代わられたソニーの話です。

「ネット時代には音楽や映像が様々に使われ、コンテンツ側が主導する著作権管理が時代にそぐわなくなっている面もある。こちらが消費者の立場に立っていればiPodの進出を許さなかったのだろうが、アップルがその立場にいた」(出井伸之ソニー前会長:朝日新聞7/21付より引用)

権利関係が複雑な日本では、iPod+iTunesのようなサービスは生まれなかった。ソニーのように、自社の利益を優先するあまり、中途半端なサービスになってしまったという例が今の日本を象徴していると思います。
消費者は企業よりもかしこい〜今更ですが、ソニーのサービスがアップルに負けたのは当然の結果だったといえるでしょう。
企業を守ろうとするルールが、企業を迷走させたり起業を阻むこともあるということです。

今、国や地域でベンチャー支援に積極的に取り組んでいます。しかし、今の日本でグーグルのような企業は育つでしょうか?
著作権は厳しくするのもいいですが、一方だけを見るのではなく総合的に変えていくことが、今後の課題です。

また、iPhoneの販売三日前、総務省のモバイルビジネス研究会が報告書をまとめました。携帯電話の販売方法も見直されようとしていますが、これもきっかけはアップルのiPhoneだったと言われそうです。

そう考えると、卓越したアイディアを現実にしようと思って、日本の慣習や法律に阻まれるようであれば、海外で起業した方がいいでしょう。できるわけがないよ、という常識が発想の一番の敵なのです。
そのあと、海外の実績をもって日本で始める。日本の慣習、法律が変わる時はいつも海外の黒船がきっかけなのですから。


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2007年04月17日

ネット広告費はまだまだ伸びる

電通が2011年にはネット広告費が現在の倍になるだろうと発表しました。
思ったより慎重な見方だな、と感じます。というのはモバイルも含めてネット広告はまだまだ新サービスが出て来る可能性が高く、配信方法も今よりもっと多様化すると思っているからです。
もともとネット広告はこれまでも予測以上の伸びを続けており、ぼくは3年くらいで倍になるんじゃないか、と予測しています。
そこから先はちょっと落ち着くかもしれませんが、地上デジタル放送がインターネットとどうかかわってくるかが面白いですね(^^


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2007年03月16日

好きなソフトウェア

bryce2.jpg「弘法筆を選ばず」と言われる通り、一流と呼ばれる人は何を使っても素晴らしいものを作るものです。

とはいうものの、その道の職人に思い入れのある道具があるように、好きなソフトウェアというものはあるもの。
仕事で使うかどうかは別にしても、皆さんは個人的にこのソフトは好きだなあ、ってのはあるでしょうか?

かつてBryceというソフトウェアがありました。というか、今もあります(^^;; しかし、販売元が変わったり現在日本語版が出ていないので、過去のソフトという印象があります。
Bryceはお手頃な価格で高品質な景観が作成できる3Dソフトで、今も根強いファンがいます。
なんといっても設計者のカイ・クラウス(数々のツールを作成したCG歴の長い人には忘れられない有名人)らしい独特のインターフェイスがいいんですよね。仕上がりもとても美しく、3D初心者も楽しく遊べるソフトだと思います。
ただ、こういうソフトは誰が作っても同じようなテイストになりかねませんので、注意が必要です(^^;;

以前、そのBryceを使って景観以外のものを作成してみようとチャレンジしたのが掲載の戦車です。これはデザイン系の学校案内パンフレットに使いました。
景観以外のものは普通他の3Dソフトウェアで作成してBryceに持ってくるものですが、Bryceオンリーで作成すると重いなんてもんじゃない(^^;;
キャタピラ付近なんて、ひとつオブジェクトを動かすのに数十秒かかってしまいます(^^;; マシンのパワー不足以前に、細かいモデリングまで考えられたソフトウェアじゃないんですね。(同時はバージョン2)
そこで本体は本体、足回りは足回りで、それぞれ別ファイルにしてモデリングし、最後にひとつのファイルにまとめました。
やっぱり面倒なモデリングは他の3Dソフトで作成して持ってきた方がいいみたい(笑)
でもやっぱりこのソフトウェアって自分の感覚に合うんですよね。

そのBryce。昨年は期間限定で前バージョンの無償ダウンロードが可能でした。今も可能なのかは試してないのでわかりません(^^;;


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2007年03月02日

Photoshop、Webアプリ化して無料に

adobe.gifAdobeがPhotoshopの無料版をリリースするそうな。

Googleによって加速された感のあるWebアプリ化の流れ。
製品およびWEBにおけるAdobeのサービスそのもののシェア拡大、その両方を担うアプリケーションとの位置付けと捉えていいでしょう。

Photoshopは言わずと知れたAdobeの看板製品であり、グラフィックソフトの代表的な製品でもあります。
これをWebアプリ化するってことだけでもAdobeの意気込みが感じられます。

もちろん、あくまで入門版ですが、いつかプロ仕様の製品が無償Webアプリ化する日は来るのでしょうか?


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2007年02月01日

タブレット型Mac

Macworldで湧いた1月でしたが(ああ、もう二月なのね)、個人的に気になったのがタブレット型Mac『ModBook』。ってアップルで出したんじゃないですけどね。
ワコム社の専用スタイラスペンを使います。
実はペンタブレットには挑戦したことあるんだけど、使ってないんですよね。
今も手元に当時のペンタブレットあるんですけど、今のマシンじゃ使えない。
どうも「描く」という動作では、手元と目線がずれるのに慣れなくて(^^
タブレットPCなら使いやすそうだなと思いつつも、僕の用途からすると最優先じゃないので見ないようにしてました(^^;;
でもタブレットMacは欲しいなあ。

http://eshop.macsales.com/shop/ModBook


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2007年01月29日

モバイルサービスの時代(2)

keitai2.gifその会社はWEB、モバイル(ケータイ)サイト制作では日本でもトップクラスの実績を持っているわけですが、その会社の制作上での実感が聞けました。

★クロスメディアを活用した場合の具体的な効果
クロスメディア広告では、多方面で露出が増えるため効果が高いと言われていますが。クルマのディーラーでの比較ではTVなどのマスメディアのみの告知とモバイルなどのクロスメディアを活用した場合では、ディーラー訪問率が10倍違った。
ただ、予算を取れる企業とそうでない企業があるわけで、そんな中でどのメディアにどのように予算を割り当てて行くかというのも大事ですね。

★予算が増えている
前年比で平均単価117%up、1億円超のサイトだけ見れば163.5%up。
なるほど、WEBやモバイルを重要視している企業は予算を増やしていますね。
逆に小規模サイトを制作するような場合、予算が少なくて困っている人も多いと思います。これはクライアント企業の規模や意識の差など原因は色々あると思います。イラストは実際に聞いた話ですが、二極化はますます進むのではないでしょうか(^^;;

★モバイルサイト制作費も1億円を超す案件が出てきた。
一方、現実はまだまだWEBのみ、モバイルのみという個々での受注が多いとのこと。
これは企業側も片方を制作し、効果を見ながら取り入れてみたいというのと、予算などの関係があるからでしょう。

他にも色々参考になるものがありましたが、WEBやモバイルサイト制作、クロスメディア広告を数多く手がけている会社の生の実感が聞けたのは良かったです。

随分前からモバイルインターネットは注目されていますが、条件が整ってきた今後は、これまでとはまったく重みが違ってくるのではないでしょうか。


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2007年01月24日

モバイルサービスの時代(1)

keitai1.gif月刊アスキー2月号にネットレイティングスのデータクロニクル2006のデータについての記事がありました。
20代の家庭のPCからのインターネット利用者は、全年代を合わせた構成比のわずか11.9%。 年齢別でも40代全体の78.3%が利用しているとしている反面、20代では38.6%と10人中4人しか家庭でのインターネットを利用していないというのです。
その原因のひとつに、20代ではケータイがメインのデバイスになっているとの分析がありました。 今の10〜20代が30代、40代になっていくうちにPCの利用比率も上がるでしょうが、それ以上にケータイ依存傾向は全体に広がるのかもしれません。

ここ1〜2年の間にモバイルで使えるサービスが増え、最近ではモバイル検索の参入も相次ぎ、市場が急速に拡大しています。
ケータイでのサービスに疑問を感じている企業もまだまだ多いのも事実ですが、一方で先進的な企業からの注目度は日増しに高まっているように思います。
パケット定額制も広がり、まるで数年前のPCによるインターネット市場の拡大前夜を思い出します。
機能的にも徐々にハードによるサービスの足かせも取れてきています。
いまやほとんどの人が持っていますからね。いずれiPhoneのような商品が増えれば益々活性化するでしょう。

以前からクロスメディア広告という意味でも、もっとケータイ事業に関する知識の必要性を感じていました。
そこで、今回モバイルサイト制作の最先端で活躍している会社の話が聞けるセミナーがあったので、無料ということもあって、ちょっと参加してみました。以下続く(^^


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2007年01月11日

iPhoneとスティーブ・ジョブズ

昨日に引き続きiPhoneの話題。
iPhoneをめぐって、すでに名称を商標登録しているシスコとの訴訟問題がとりだたされています。
もちろんジョブズは確信犯です。
またかって思ってる人も多いでしょうね(^^;;
常識人なら、なんでそんなことするのかなー、と思うでしょうが、だってスティーブ・ジョブズだからとしか答えようがない(^^;;

今回も普通ならシスコにさんざん断れ続けたら、あきらめるのが普通の経営者ですが、そんなのどこ吹く風でiPhoneという言葉を使いまくってます。
問題が大きくなろうが、それも計算のうちなのでしょう。
アップルにとって大事なことなら、あるていど交渉して駄目でも強引に進めてしまえというのがジョブズ流だと言えます。結果はどうあれ(^^;;
今後どう転ぶのか注目してみたいですね。

アップルファンの多くがご存知だと思いますが、ジョブズはわがままです(笑)
どのくらいわがままかっていうと、若い頃は自分の言い分が通らないと泣くわ、わめくわ、交渉ごとがうまくいかない時は相手会社で居座るぐらいずうずうしいです。
約束事もメリットがないと判断すれば、あっさり反故にしてしまうくらいで、昔ビル・ゲイツもそんなジョブズに振り回された経験があります。

ともかくこうと決めたら意地でも通すのがジョブズ流で、それがアップルを成功に導いてきたという部分もあります。
過去にはそれがマイナスに働いたこともありますが、癌の手術後はすごくまるくなったと言われています。でも今回のケースをみるとやっぱりジョブズですね。
常識でははかれない、それがカリスマなのかな。関係者は大変でしょうが(^^;;


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2007年01月10日

Macworld Expo開幕

『Jobs 氏は、他のベンダーが「スマートフォン」と呼ぶものを、「基本的な機能さえ使いづらく」、Web ブラウザもまだ「赤ん坊」レベルだと切って捨てた。』(japan.internet.com

Macworld Conference & Expo 2007でかねてから噂のあったアップルの
Mac OS X搭載の携帯電話iPhoneは、なかなか良さそう。
キーボード形式ではなくタッチスクリーン形式でデザインもいい。
Apple TVもいいけど、気になるのはやはりiPhoneの日本販売。
日本で販売する事になっても売れるでしょうね。ぼくは欲しいです(^^
社名ももはやコンピュータメーカーの枠にとどまらず
Apple ComputerからApple Inc.に。
さて、今後のアップルはどこに行く?


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2007年01月05日

今年一発目の買い物は

正月明け、秋葉原に寄りました。
たまたま秋葉原が用事があったところからの帰り道だったので、CPUクーラーのファンを購入しようと思ったのでした。
最近はオンラインショップで購入することが多く、横浜に引っ越してからは、行く機会も極端に減り、ここ2年くらい一度も行っていないのです。
確かに地下鉄から出た時の変わりようにびっくり!(今更なんだけど(笑))

久々の秋葉原はやはり面白い。
欲しくなるものがいっぱいあって、時間があっという間に過ぎて行く。
すると外付けハードディスクが目に飛び込んできました。
そいうえば、そろそろ追加のハードディスクも欲しかったんだっけ。120GBで5,980円。
ちょっと容量が中途半端かなあ。でもFireWireとUSB2.0両方に対応しててこの値段ってのがポイント高い。
OS Xと9が混在してる今の環境にも、近い将来考えてる環境にとっても、実に便利ではないですか。
思わず買ってしまい、満足して帰るのでした...あれ、ファン買うの忘れてた!
あわてて引き返してファンを購入しました(^^;;


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2006年05月11日

3割が「Intel Mac、聞いたことない」

OS に関する調査を行ったところ、1割は未だ Win98/Me、3割が「Intel Mac、聞いたことない」なんだそうな。
やっぱりね、というかそんなもんだと思います。

パソコン誌やインターネット上の専門ニュースを見ない限りではIntel Macといわれてもわからないですよね。
「Windows XP」のシェアは78.8%、Mac OSは3.7%。うーん、やっぱり一般ユーザーへのアピールが足りませんね、アップル。

僕の運営しているサイトでのアクセス解析を見てもだいたいこんな感じです。
Win98やMeからのアクセスも思ったよりあるんですよね。
デザイン系のサイトからのアクセスはMac OSが多いんですよ。一般的な評判のように「クリエイターのMac」は健在ってところでしょうか。


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2006年04月18日

紙って素晴らしい

アマゾンでコンビニやATM、インターネットバンキングからの支払いに対応したんだそうです。
支払い方法が増えるというのはいいことですよね。手数料も無料だそうで待ちわびた人も多いでしょう。
また、Amazonモバイルの新サービスも開始したとのこと。検索単語をメールで送信すると検索結果のURLが帰ってくる仕組み。日本で企画開発されたそうで、さすが携帯先進国日本のアマゾンですね。

「アマゾンの秘密」によれば2000年のオープン当初は2003年に顧客400万人を目標にしていたといいます。
まだ日本でオープンして5年半。今、アマゾンでは月間で約600万人のアクティブユーザーがいるのだそうです。

本といえば、昨日WBSで電子書籍のイマというのを放送していました。

音楽は何万曲もポケットに入れて持ち歩くことができるようになりましたが、次に考えるのは本だというのは自然な流れなんだと思います。
端末は小さい方がいいのですが、かといって携帯で見るのはどうにも疲れる。iPodくらいの大きさなんだけど、空中にぱっと雑誌大の画面が出てくると面白いんですけどね。SFみたいですけど(^^

でも、なんでもかんでも電子化されていくと、紙の素晴らしさが再認識されていきますね。
パラパラと中を見ていく感覚、手軽さ、そして紙の触感。これは電子書籍にはないものです。
何かの雑誌で読んだんですけど(Newsweekだったかなあ)、もし現代に紙というものが存在しなかったとします。そこで今、紙が出来たらどの電子機器もしのぐ世紀の大発明として大騒ぎになるだろう、というようなことが書かれていました。(多分そんな内容(^^;;)

インターネットの普及で出版界は大変だのと言われてますけど、インターネットから出版に逆流しているケースも多い訳ですし、お互いうまく利用していけるんじゃないかな、と思います。
それでも売れないというのであれば、他にももっと理由があるのかもしれませんよね。と感じる今日この頃でした(^^;;


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2006年04月06日

MacでWindows!アップル、Boot Campを発表

おいおい、ホントかよ、のアップルの発表

IntelベースのMac一台でWindowsとMAC両方動かせるわけですね。
なんでかなあ。MACユーザーのIntelMACのソフトウェア対応待ちの買い控えを見越して、その間Windowsユーザーを取り込む作戦か?

確かにIntelMACでWindowsを動かす試みはユーザーの間で盛り上がってましたからね。
どこへ行くのか、アップル。ファンの一人としては複雑な気分ではありますが、バーチャルPCよりこっちの方がいいかも。

ま、便利です。ビジネスとしての使い方も広がるし。
ジョブズもかなり昔と変わったというか、復帰してからはかなり吹っ切れてますよね。
買う方だって両方動いた方がいいに決まってる。これでかなりアップルのシェアが伸びるかも。

う〜ん、欲しくなってきた(^^;;

Intel MacでWindowsが動く「Boot Camp」レポート


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2006年03月31日

ニフティのパソコン通信サービスがすべて終了

思えばDTP創世記において、もっとも頼りになったのがニフティのパソコン通信でした。
あの当時、まだまだ書籍も少なく、特に出力ノウハウなどは実際にテストしてみたりした出力側の人の生の意見が参考になったものです。

何しろ、当時はハードのソフトも貧弱でしたから、今よりもちょっとしたことでプリントできなかったり、システムが壊れたり不安定になったりしましたからね(^^;;
今30代以上のデザイナーなんて、そういう特別な教育もなく、実践とパソコン通信で覚えた人が多いでしょう。
当然、その手の専門学校なんてのもなく、最初は手探りで覚えていったデザイナーがほとんどでしたから。ぼくも当時の会社では、ある程度詳しいデザイナーが自分一人でしたから、本とパソコン通信が頼りでした。他にもがんばっているデザイナーが大勢いるんだと思うと楽しかった。

そんなニフティサーブも今日ですべて終了。昨年にはフォーラムも終了し、インターネットの台頭で完全にとって変わりましたが、何か感慨深いものがあります。
ぼくも良く発言させてもらいましたからね。デザインフォーラムとかDTPフォーラムとか色々。発言者も少なくなり、数年前には脱会しましたけど(^^;;
本当にありがとう。そしてご苦労様…(^^


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2006年01月09日

実家をブロードバンド環境にしてみた

hikari.jpg正月は郡山の実家に帰り、光ブロードバンドにしてきました。 実家の仕事でも使うし、自分がたまに帰った時も郡山事務所用として使えるので、導入を決めました。

NTTの工事は2時間ほどで終了。
100MbpsのBフレッツハイパーファミリーにしたんですけど、工事の人曰く「実際には15Mbpsくらいですねー」
実際計測したら10Mbps程度。確かにもう少し設定などを工夫すれば15Mbpsくらい出るかも。
ま、期待よりかなり遅いですけど、今までの経験上、仕事で使ってもこれで十分です。

ほとんど使う機会はない郡山事務所用としてISDNで2回線電話入れてましたが、ひかり電話に変え、電話だけなら毎月600円の基本料金で2回線契約です。普通の電話よりかなり安いです(^^

父もついでにパソコンでインターネットをしたいというので、ノートPCの買い物につきあい、メモリなどを拡張しても10万円以内で購入できました。
携帯でのメールにはなれていても、パソコンのキーボードには今のところ四苦八苦しているらしく、2、3文字返信するのがやっとのもよう(笑)

Windowsノート2台を無線LANで、デスクトップのMACを有線で繋ぎましたが、無線の設定で少し時間がかかり、予定より遅れて横浜に帰ってきました(^^;;
週末は雪で東北新幹線の時間が大分変わっててすごく混んでましたよ(^^;;


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2005年08月07日

iTunes Music Store

iTunes Music Storeが日本でもようやくスタート。
さすがに今1曲100円は無理で150円から。
でもこれで音楽ダウンロード市場も本格的に活発になるでしょう。
他のサービスでも次々値下げを発表。将来的には100円になるかもしれないですね。
大手ではソニーだけが一線を画してますが、いずれ協力関係になるんじゃないでしょうか。

LPからCDに流れが変わったときは、「ジャケットデザインに迫力がなくなるなあ」という寂しさがありましたが、これはジャケットデザインが必要ないんですよね(^^;;
もちろんCDがなくなることは当分ないでしょうが、形を変えて別のデザインが登場するのでしょうか。
ちなみにiTunes Music StoreではCDジャケットの印刷サービスも備えられています(^^


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2005年05月24日

MacでSkypeやってみました

ちまたで話題のSkype。これはつまりパソコンにインストールしてパソコンで電話するというツールです。
Skype同士なら無料で通話が可能で、SkypeOutという機能で一般電話への通話もIP電話並みに格安で利用できます。通常のIP電話と違うのは、フリーソフトを使って途中サービス業者のサーバを介さずに直接相手と繋いで会話するということです。したがって基本料金も必要ありません。
しばらく前に導入したまま使わずじまいでしたが、これには理由があります。

1. マイクとヘッドフォンのヘッドセットがMacだとうまく使えなかった。
2. 一般電話へかけるにはクレジットを購入しなくてはならないが、うまく購入できなかった。
3. 親しい仲であれば問題ないですが、企業相手だとSkype導入を頼みづらい。

以上のことから、面倒くさいのでよく調べないでそのままだったのです。
しかし、Skypeは雑誌にも頻繁に取り上げられるようになり、書籍も販売されるようになりました。
そこで再びモチベーションが上がり、この間試しに使ってみました。

まずヘッドセットを利用できるようにしなくてはなりません。相手の声は聞こえるが自分の声が相手に聞こえないという状態です。手元にあるのが昔秋葉原で買った数百円のヘッドセット。
Macの場合入力ポートがマイク入力ではなくライン入力のため、普通のヘッドセットでは音が小さすぎて相手に聞こえないのです。Mac対応というヘッドセットがあれば問題なかったのですが、種類も少なく高い上、近くに売ってませんでした。
Windowsもありますが、どうしてもメインのMacで利用したかったので、ヘッドセットをUSBに繋げるアダプタ
を購入しました。これで1の問題は解決です。

次にクレジットの購入ですが、これは通話料を前払いで購入するということで、皆苦労しているようです。クレジットカードでの購入は2〜3回やってやっと成功ということも多いようです。トラブル例もあり、ぼくも一度購入に失敗したわけですが、今回サイトを見てみると銀行振込が追加されてるではありませんか。時間はかかるかもしれないけれど、こっちの方が確実かもしれないということで、振込手数料が無料の新生銀行から振り込んでみたら、三日で反映されました。
これで2の問題も解決です。

3の問題ですが、これはぼくが実際にSkypeを使って、その便利さを啓蒙していけばいいというわけで、まずSkypeOutで取引先にかけてみました。
Skype同士は高品質な音で定評がありますが、それと比べるとSkypeOutは多少音がこもる感じ。しかしまったく問題ない品質で、通話相手もこれなら使えるね、と話してました。通話料金は一般電話へは全国どこにかけても一分約2.8円。携帯電話へは一分約17.5円です。

ヘッドセットは両手が空くので、パソコンで作業しながら打ち合わせできるのが便利。Skype同士なら複数と同時に通話したり必要なデータを直接送信したりでき、設定も簡単でかなり使い勝手は良さそうなので、今後もケースに応じて使ってみたいと思います。
少なくともヘッドセットやアダプタの元はとれるでしょう(^^

注)後日同じ所にSkypeOutでかけた所、音質がかなり悪くなっていました。時間帯によったりするかもしれないですね。やはり基本はSkype同士での会話がベストということでしょうか。


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2005年05月02日

日本のオンラインミュージックストア

米アップルの「iTunes Music Store」を例に取るまでもなく、世界的に市場は急速に拡大しています。爆発的ヒットとなったiPodの影響も大きいですが、米国では現在$0.79〜$0.99、アルバムでも$10が相場です。2009年には1曲$0.29まで値下がりすることも予想されており、さらに大きな市場になるでしょう。

日本の2004年の音楽CD出荷額は3788億円。6年連続の縮小となりました。市場が縮小傾向にある音楽CD市場に対し、著作権使用料は増加傾向にあります。

これはDVDやまた、インターネット配信、高料金でも順調な着メロの伸びがあるからです。音楽市場は決して縮小しているわけではなく、多様化していると見るべきです。米国より出遅れている感じの日本市場ですが、今後オンラインミュージックストアは音楽ソフト業界において重要な位置を占めてくるでしょう。

音楽ダウンロード 格差大きい日本と欧米

ことあるごとに日本のiTunes Music Storeはいつ始まるのか、と言われます。日本でも同じサービスがあるにもかかわらずiTunes Music Storeが期待されるのは、現在の日本のオンラインミュージックストアに満足していないからと言えます。


日本では現在1曲210円からと米国と比べるとかなり割高です。アップルが日本参入に時間がかかっているのも価格的な部分での合意がネックといえるでしょう。おそらくアップルのスティーブ・ジョブズCEOは100円程度が理想と考えているのではないでしょうか。ぼくが担当者だったらそう考えます。
同じインターネット上のサービスにもかかわらず米国で$0.99だとわかってるのに、その倍の価格で購入となれば、ユーザーはばかばかしく感じるでしょう。そしてそれが正しいか正しくないかは別にして「なぜだ?!」というもどかしさの矛先は日本の音楽業界そのものに向けられるのです。

様々な分野において日本のビジネスは複雑なシステムになっていることが多く、これが市場の発展をさまたげています。音楽市場もまたしかりで、上記記事にもある通り、著作権ひとつとってもレコード会社が一括管理する米国に比べて、日本では複雑にからみあってきます。
まずこの複雑なシステムを改革し、消費者が音楽を楽しみやすい環境を整えなければ、日本の音楽市場は世界から置いていかれるに違いありません。

アップルは音楽配信で利益が出なくてもiPodとの抱き合わせで考えて利益が出ればいいので、思い切った価格が設定できます。しかしレコード会社が主権を握っている日本のオンラインミュージックサービスでは音楽配信そのもので利益を出さなくではならないので、価格水準は下げにくいと言われています。

しかしぼくはこれもやり方次第で下げることは可能だと思います。そこにプラスαを組み込めばいいわけです。単に音楽配信のみで利益を上げようとするからいけないわけで、アップルのようにハードウェアがなければ別のものと抱き合わせで考えればいいわけです。


エイベックスが音楽配信に力をいれていくと発表しました。アップルにも曲を提供する方針とのことです。この業界はソニー・ミュージックエンタテイメントが最大手ですが、エイベックスもそれに次ぐだけの影響力を持っているだけに、経営戦略にあった「みずから市場を作り出す力」に期待したいところです。
しかし単に配信品質の向上だけで終わるのであればあまり効果はありません。

そして着うたの時のように新規参入を妨害するようなことがないようにしてもらいたいですし、今のままでは決して消費者の支持は得られないのはわかっているはずです。今年こそ音楽関係者が真剣に取り組むべき課題であろうと思います。

kaera.gif


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投稿者 Toshi : 15:39 | コメント (0) | トラックバック