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2006年06月10日

著作権侵害の請求額

さて、これは放っておけない、という著作権侵害の場合はどうすれば良いでしょう。
まずよく話し合い、この場合は正規の料金を請求します。
相手が悪質で話し合いに応じてくれない場合は、内容証明郵便で請求書を送付します。
それでも応じてくれない場合は裁判、もしくはそれに準じる手間をあまりかけずに回収する方法もありますが、こういったトラブル対処法はまた後日(^^

それでは、いくらぐらいの請求が妥当なのでしょうか。

20万円で請求しているケースのデザインであれば、20万円が賠償額です。プラス、デザイン使用差し止め請求ができます。
相手がそのデザインで利益を得ている場合は、それを元に算出することもできます。
民事裁判では、むかついたからといって、何倍もの請求しても認められないケースがほとんどです。

それじゃ腹の虫の収まらないという場合は、著作者に利益が出るわけではないですが、親告して刑事裁判にしてしまう方法もあります。
5年以下の懲役、または500万円以下の罰金もしくはその両方となります。
会社などの法人が犯すと、当事者に加えて法人には一億5000万円以下の罰金が科せられます。
もっとも、軽微なものでは簡単に逮捕まではいきませんが、このような知識を持っておくと良いですよね(^^
こういった方法は最後の手段でして、大抵はその前に示談ということになると思いますが…。



投稿者 Toshi : 2006年06月10日 19:19

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