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2005年05月10日

日本のインターネット広告事情(2)

前回は市場全体の傾向を見てみました。次はインターネット広告を代理店の視点で見てみましょう。インターネット広告を扱う側から見ると、また違った側面が見えてきます。
独立系インターネット広告代理店最大手は奥菜恵のだんなさんとしても有名な藤田社長のサイバーエージェントです。

2003年9月期の売上げが約162億円、2004年9月期が約267億円、2005年予想は400億円と言われています。これだけみてもかなりの成長ですが、黒字になったのは前年度からのこと、さらにインターネット広告代理店の印象が強いですが、同社の売上げは広告代理業よりもメールマガジンポータルやオンラインショッピングサイトなどメディア事業の方が大きいのです。

今後もインターネット広告は大きく伸びていくでしょう。それに伴いYahoo!など強いポータルサイトなどは広告収益が伸びていくでしょう。サイバーエージェントも広告事業も引き続き大きな伸びを見せているようです。しかし、代理店全体から見れば競争相手が増え、必ずしも良いことばかりではありません。

実際EC市場は広告市場よりもさらに成長著しく、サイバーエージェントがこちら側にも力を入れていくのは賢明な判断だと思われます。
今後競争の激しいインターネット広告代理業は、これから単なる広告代理だけでなくプラスαが必要になるでしょう。

前回>>日本のインターネット広告事情(1)

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投稿者 Toshi : 2005年05月10日 20:26

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