« MacでWindows!アップル、Boot Campを発表 | メイン | 日本のインターネット広告事情(3) »
2006年04月12日
デザイナーの人口
この職業で働いている人って何人くらいいるんでしょうか。
一般にグラフィックデザイナーは広告や印刷物などのデザイナーを指し、ホームページのデザインをする人をWEBデザイナーといいます。
雑誌や書籍のデザインをする人のことをエディトリアルデザイナーといいます。書籍でも表紙やカバーをデザインする人をブックデザイナー(装丁家)といいます。
コンピューターで画像を描く人をCGデザイナーといいます。
ぼくもそうですがいくつか兼ねてやってる人もいるわけで、その場合は全部ひっくるめてグラフィックデザイナーと名乗ったりします。
こうなってくると正確な数字ってのはよくわからないってのが現状ではないでしょうか。
職業データベースによるとグラフィックデザイナーは1万人くらいなのでは、ということです。
でもちょっとこのデータは古いんですよね。今はもっと多いんじゃないでしょうか。
WEBデザイナーははるかに多く、15万人とも言われています。
なんといいますか、うじゃうじゃいますな(^^;;
グラフィックデザイナーよりなりやすいってのもあるかもしれませんね。
表示確認ってのも一通り自分で確認できますから、デザインということであれば、ひとりで完結できちゃうんですよね。
グラフィックデザインだと最後に出力という壁があるんです。つまり一人では完結できない。出力できなければ絵に描いた餅みたいなもの。そういう意味ではWEBだったら絵に描いた餅でいいわけです。しかも印刷所によってはローカルルールみたいなのがあったりするんです。
WEBの仕事を主にやっている会社の社長が言ってたんですが、パンフレットを頼まれて、一応デザインしてみて出力センターに持っていったんだそうです。
そこで「こんなデータの作り方じゃダメだ。知識もないのに手を出して持ってこられても困る」というようなことを散々言われてへこんだそうです。それ以来「うちでは印刷物はやらない」と決めたそうな(^^;;
逆にグラフィックデザイナーがWEBデザインをすると感じるのが、グラフィックだと簡単にできることがWEBでは面倒な作業になったりすることだと思うんです。しかもこのブラウザで綺麗に見えてたのに、こっちで確認したら崩れてるじゃん。ホームページ作成ソフト使って作ってみたんだけど、よく見るとへんなタグが入ってるよ。うわ、面倒くせー…とか、元々llustratorなどで感覚的にデザインを構築してきた人種なので、HTMLやらCSSやらで構築していくなんて慣れないとイライラするわけです(^^;;
そんなこんなでグラフィックデザイナーとWEBデザイナー、さらに学校などで目指している人を入れると20万人を超えるんでしょうね。その分競争も激しいし、何かプラスアルファがないと厳しい世界です。だからもう増えてくれるなと言いたい(笑)
あんまり人数は関係ないですけどね、本当は(^^;;
投稿者 Toshi : 2006年04月12日 10:33
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.1041.jp/mt-tb.cgi/68