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2007年05月18日

久しぶりのSpiral Garden

打ち合わせの帰り、青山のスパイラルで葉山有樹展を見ました。
特に磁器に詳しい訳ではなく、失礼ながら葉山氏のことは知りませんでしたし、意識して訪れた訳でもありませんでした。が…
ぱっと見た目は従来の焼きものと変わらない気がしますが、よく見ると見事な作者の世界観が見えてきます。解説にもありますが、過去から脈々と息づく伝統とアニメーションなどの影響を受けた現代の感性。そうか、親しみやすさを感じたのは、そこにもあるんだなあ、と。

何よりたった一枚の絵画、デザイン…すばらしい作品は皆、そこから物語が見えてきます。この磁器にはそれがありました。
描かれた龍、虎などは迫力がありましたし、生き生きとしていました。そして圧巻なのは、その文様の緻密なこと!
ひとつ出来上がるのにどれだけのエネルギーがいるのだろう、と(^^;;
これらが磁器の造形美と合わさって、感動を与えてくれます。
色彩も勉強になりました(中には金が劣化して下地が出て来る、200年後に完成するのもあるとのこと)。
これらは磁器だけに収まらず、いろんな表現ができるのではないかと(^^
いずれまた作品を見る機会を楽しみにしています(^^



投稿者 Toshi : 2007年05月18日 11:16

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